DB2逆引きリファレンス目次】 【DB2逆引きリファレンス目次#保守作業編】 【DB2逆引きリファレンス目次#リストア

前提

解説

増分/差分バックアップをもちいてリストアするには、CLPのRESTOREコマンドのINCREMENTALオプションを用います。 基点となるフルデータベースバックアップおよび、すべての増分/差分バックアップが必要です。

RESTORE DB データベース別名 [USER ユーザー名 USING パスワード ]
  [TABLESPACE ( 表スペース指定 ) [ONLINE] ]
  INCREMENTAL [ABORT]
  FROM バックアップ格納場所 [TAKEN AT yyyymmHHMMSS ]
  [REPLACE EXISTING]

INCREMENTALオプション以外の指定内容は通常のリストアの場合と同じです。

INCREMENTAL [ABORT]
: 増分/差分バックアップを用いたリストアを実行します。 ABORTオプションを指定することで実行中のリストア作業をキャンセルします。

手順

  1. ターゲットとなる最新の増分/差分バックアップをリストアします。 ベースとなるフルバックアップのイメージを含めn個のバックアップがある場合は、n番目のバックアップをリストアすることになります。
  2. 基点となるフルデータベースバックアップ(最初のバックアップ)をリストアします。
  3. 古い順に増分/差分バックアップをひとつずつリストアします。 2番目、3番目.... n-1番目の順にバックアップをリストアしていくことになります。
  4. 最後にもう一度最新の増分/差分バックアップをリストアします。 n番目のバックアップをリストアすることになります。

使用例

ディレクトリ(ここでは/dbbackup/sample)に格納されたフルバックアップおよび3つの差分バックアップを用いてデータベース(ここではsample)をリストアする例。

db2 ==> RESTORE DB sample INCREMENTAL FROM /dbbackup/sample TAKEN AT 20040104120000↓
db2 ==> RESTORE DB sample INCREMENTAL FROM /dbbackup/sample TAKEN AT 20040101120000↓
db2 ==> RESTORE DB sample INCREMENTAL FROM /dbbackup/sample TAKEN AT 20040102120000↓
db2 ==> RESTORE DB sample INCREMENTAL FROM /dbbackup/sample TAKEN AT 20040103120000↓
db2 ==> RESTORE DB sample INCREMENTAL FROM /dbbackup/sample TAKEN AT 20040104120000↓

この例では、フルバックアップのタイムスタンプは20040101120000、3つの差分バックアップのタイムスタンプは、それぞれ20040102120000、20040103120000、20040104120000としています。

注意

参照