【DB2逆引きリファレンス目次】 【DB2逆引きリファレンス目次#導入編】 【DB2逆引きリファレンス目次#旧バージョンからの移行】
前提
- rootユーザーでログインしている必要があります
解説
旧バージョン(V6.xもしくしはV7.x)のDB2 UDB環境を、V8.1を利用する環境に移行する場合、 製品のインストール後、以下の作業を順に実施する必要があります。
- 事前検査
- インスタンスの移行
- データベースの移行
データベースが移行可能であるか事前検査を行うには、db2ckmigコマンドを用います。
db2ckmig データベース指定 [-l 出力ファイル名 ] [-u ユーザ名 -p パスワード ]
データベース指定
: チェックを行うデータベースの別名を指定します。別名をつけてカタログしている場合以外はデータベース名を指定します。 別名のかわりに-eを指定することで、すべてのデータベースをチェック対象とすることができます。
-l 出力ファイル名
: 検査結果を記録するファイル名を指定します。
-u ユーザ名 -p パスワード
: データベースへの接続に用いるユーザ名およびパスワードを指定します。
インスタンスを移行するには、db2imigrコマンドを用います。
db2imigr インスタンス名
インスタンス名
: 移行するインスタンスの名前を指定します。
データベースを移行するには、CLPのMIGRATE DBコマンドを用います。
MIGRATE DB データベース別名 [USER ユーザ名 USING パスワード ]
データベース別名
: 移行を行うデータベースの別名を指定します。別名をつけてカタログしている場合以外はデータベース名を指定します。
USER ユーザ名 USING パスワード
: データベースへの接続に用いるユーザ名およびパスワードを指定します。
手順
-
移行に失敗した場合を想定して環境のバックアップ作業を行います。
- データベースマネージャーの構成パラメータの記録
- 各データベースのバックアップの作成
- 各データベースの構成パラメータの記録
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稼動中のインスタンスおよび管理サーバーを停止します。
-
DB2 UDB V8.1をインストールします。
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データベースが移行できる状態にあることを確認する事前検査を行います。 db2ckmigコマンドは、$DB2PATH/binに格納されています。 以下はLinux環境下でデータベース(ここではsample)が移行可能かどうかを事前検査する例です。
$ /opt/IBM/db2/V8.1/bin/db2ckmig sample↓ -
インスタンスを移行します。 db2imigrコマンドは、$DB2PATH/instanceに格納されています。 以下はLinux環境下でインスタンス(ここではmyinst)を移行する例です。
$ /opt/IBM/db2/V8.1/instance/db2imigr myinst↓インスタンスが複数存在する場合は、各インスタンスにつき移行の作業を行ってください。
-
データベースを移行します。 以下はデータベース(ここではsample)を移行する例です。
db2 ==> MIGRATE DB sample↓インスタンスに複数のデータベースが存在する場合は、各データベースにつき移行の作業を行ってください。
注意
- UNIX環境下では複数のバージョンのDB2 UDBが共存可能です。上記手順におけるインストール作業が移行作業前に完了していても問題はありません。
- 移行を前提として製品をインストールする場合は、インストール時にインスタンスを作成しないようにするとよいでしょう。
- 移行したデータベースの索引はTYPE1索引のままです。TYPE2索引に変更するには索引の再編成を行ってください。